こめかみを押すと、頭痛が悪化する?頬骨神経について。
「頭痛になると、つい、こめかみ周囲を押したり揉んだりしてしまう」
「こめかみを押すと、一時的にスッキリはするけど、頭痛が良くならない」
とお悩みの方へ。
それは「神経」が原因の可能性があります。
こめかみを圧迫することで、そこにある神経が圧迫され、神経の流れが滞ったり、神経がむくんだり炎症します。
それが頭痛、側頭型頭痛の原因になることがあります。(頭痛はまずは一度病院に行かれることをお勧めします)
上記は顔を外側から見た図ですが(あまり良い絵がなくてごめんなさい)、目尻あたりにある神経が「頬骨側頭神経/きょうこつそくとうしんけい・頬骨顔面神経/きょうこつがんめんしんけい」という皮神経です。(頬骨神経の枝)
こめかみ周囲の皮膚に分布しています。
つまり、こめかみをぐりぐり揉んだり押したりすると、この皮神経の炎症が増えてしまい、側頭型頭痛の症状が悪化する可能性があるのです。
改善方法
まず、こめかみを揉んだり押したりをやめてください。
セルフケアとしては、こめかみの皮膚だけ優しく上方向に伸ばして、2分キープしてみてください。
ポイントとしては、嫌な感じがしたらやめることと、楽な感じがしたら2〜3分続けることです。
それでも改善しない場合
それでもなかなか改善しないとお困りの方は、一度ご相談ください。