手首の痛みの原因②正中神経/手根管症候群
皮膚には「皮神経/ひしんけい」という神経があります。
筋肉には「運動/うんどうしんけい」という神経があります。
その神経の流れが滞ったり、手首の動かし過ぎや、ホルモンバランスの変化や、手のむくみによって、神経がむくんだり炎症します。
その神経の循環不全が、手首の痛みやしびれの原因になることがあります。
上記の絵の青い線が「正中神経/せいちゅうしんけい」です。指先まで伸びています。
手根管症候群として有名な神経で、靭帯や腱でできたトンネルを通るところで圧迫されます。
どんな方が影響を受けやすいかと言いますと、
・手首をよく使う方全般
・ペンで書き物をする方
・楽器を演奏する方
・仕事で荷物を運ぶ方
・テニスでラケットを長時間使う方
・キーボードやマウスをよく使う方
・雑巾をよく絞る方
・女性ホルモンの変化
です。
症状としては、
・手首や指の違和感や痺れ、押すと少し痛い場合も。
・手首を振りたくなる
・朝の方が不快感が増える
などです。
この神経を強く押したりマッサージすると逆効果となります。
優しく神経のむくみを流す方法が最適となります。
手首の痛みも、神経が原因の場合は「神経痛」の一種となります。
その末梢神経から来る情報を脳が認識します。
ですので、脳を含めた神経系全体を癒すことが大切となります。
お困りの方は一度、ご相談ください。