スマホで、肘や手がしびれる原因とは?
「スマホをよく使うんだけど、なんだか肘が痛くなったり、手が痺れたりする」
という方がいらっしゃいますが、それは「神経」が原因かもしれません。
神経に長時間テンションがかかると、神経の流れが滞ったり、神経がむくんだり炎症します。
それが肘や手の痛みや痺れの原因になることがあります。
図は右肘の内側ですが、青い線が「尺骨神経」です。実際は指先(特に小指より)まで伸びています。
肘を曲げて携帯電話・スマホを長時間持っていると、この神経がずっとストレッチされてしまい、それが、肘や前腕、手や指の痺れや痛みの原因となります。
肘を曲げるだけで4倍の負担。
肘を曲げると、この尺骨神経が引き延ばされますが、海外の論文によると神経への負担がなんと「4倍」になります。
4倍で3時間もスマホで動画を見ていると、それは神経にダメージは行くのが想像しやすいかと思います。
ちなみにこの神経は、昔よく学校の椅子に座っていて、後ろを振り向いた時に「痛っ!」と肘をぶつけて痺れたところです。
改善方法
肘を曲げっぱなしが、よくないわけですから、携帯電話用のスタンドなどに置いて、手で持たずにスマホを見ることをお勧めします。
あと日常のセルフケアとしたら、肘を伸ばすようなストレッチもお勧めです。ただ、やりすぎると他の神経に負担がいくので、優しくゆっくりと行なってください。
それでも難しい場合
それでもなかなか改善しないとお困りの方は、一度ご相談ください。