パソコンで、腕や親指周囲がしびれたり痛くなる原因とは?ピアノでも起こりうる。
「キーボードを使っていると、手や指が痛くなったり、痺れたりする」
「マウスを使っていると、神経痛のような症状が手や腕に出る」
「ピアノを弾いていると、前腕や親指周囲に違和感がでる」
とお悩みの方へ。
その理由の一つに「皮神経/ひしんけい」があります。
手のひらを下側に向けるような腕のポジションを取ることで、その皮神経が圧迫されて、神経の流れが滞ったりすると、神経がむくんだり炎症します。
それが腕や手の痛みや痺れの原因になることがあります。
上記は、手首を外から見た図ですが、青い線が「橈骨神経/とうこつしんけい」です。親指の外側や背面から指先に向かって伸びていきます。
手のひらを内側に回すポジション(キーボード、マウス、ピアノなど)で、神経全体にテンションがかかってしまいます。
結果、神経の血流の問題が起きて、親指の外側や手の甲側、腕などに、痛みや痺れなどの不快感が生じることがあります。
改善方法
仕事でパソコンやマウスやピアノを使う方は、やめるという選択肢がないと思います。
ですが、休憩時間や手を使わないタイミングで、「手のひらを天井に向けて」腕全体を休めてください。
上記の図のような腕のポジションですと、橈骨神経のテンションが緩むので、症状が緩和しやすくなります。
もちろん、電車に座っている時などにも有効です(瞑想しているようには見えます)。
ただ、あぐらは腰に負担がかかりやすいので、腰痛の方は避けてください。
それでも難しい場合は
それでもなかなか改善せず、腕や手の違和感にお困りの方は、一度ご相談ください。