ベットやソファーで、肘や手首がしびれたり痛くなる原因とは?
「ベッドの上でテレビを見てると、腕や手が痛くて痺れる」
「腕が痛いけど、そういえば、横向きの姿勢で頭を支えることが多い」
という方がいらっしゃいますが、それは「神経」が原因かもしれません。
肘を曲げて、手のひれで頭を支えることで、神経が引き延ばされると、神経の流れが滞ったり、神経がむくんだり炎症します。
それが腕や手の痛みや痺れの原因になることがあります。
上記図は肘の内側ですが、青い線が「尺骨神経」で、指先(特に小指より)まで伸びています。
肘を曲げて、ベットやソファーで、横向きに長時間寝ていると、この神経がずっとストレッチされてしまい、それが、肘や前腕、手や指の痺れや痛みの原因となります。
また、上記図が手首ですが、この青い線も同じ「尺骨神経」です。
手のひらをそらすことで、テンションがかかってしまいます。
つまり、ダブルで神経にテンション/負荷がかかる。
横向きに寝ながら手で頭を支えることで、肘と手首の両方で神経がストレッチされてしまい、それが痺れや痛みの原因となってしまうのです。
改善方法
ズバリ、「横向きに寝てテレビを見ない」ことです。
椅子に座るか、ソファーに座って見ましょう。これは改善しやすい日常の習慣ですので、すぐにお試しください。
テレビの位置やベッドやソファーの位置を変えるというのも、一つの手だと思います。
それでも改善しない場合
それでもなかなか改善せず、腕や手の不快感にお困りの方は、一度ご相談ください。