二の腕の痛みや痺れの原因①橈骨神経
皮膚には「皮神経/ひしんけい」という神経があります。
筋肉には「運動/うんどうしんけい」という神経があります。
日々の姿勢や動きによって、神経がストレスを受けると、流れが滞ったり、神経がむくんだり炎症します。
その神経の循環不全が、腕の痛みや痺れの原因になることがあります。
上記の絵は、二の腕を後ろから見た図ですが、青いラインが「橈骨神経/とうこつしんけい」です。
この神経は運動神経と皮神経に分かれています。
どんな方が影響を受けやすいかと言いますと、
・肘を長時間曲げている方
・つまり、キーボードやマウスを長時間使う方
・スマホをよく見る方
・運転をする方
・書き物をする方
・二の腕の筋肉を使いすぎている&鍛えすぎている方
です。
症状としては、
・腕の鈍痛や痺れ
・首こり
・前腕や親指にも痺れが出る場合も
などがあります。
この神経がある筋肉や皮膚を、強く押したりマッサージすると逆効果となります。
また、ストレッチしすぎるのも、症状が悪化する可能性があります。
優しく神経のむくみを流す方法が最適となります。
また、神経の血流循環の問題が起こると、筋肉を緊張させて守ろうとします。
つまり、コリなどの筋緊張は原因ではなく結果です。
さらに運動神経の場合、力が入らないという感覚が起こることもあります。
腕の痛みや痺れも、神経が原因の場合は「神経痛」の一種となります。
その末梢神経から来る情報を脳が認識します。
ですので、脳を含めた神経系全体にフォーカスすることが大切となります。
お困りの方は一度、ご相談ください。